2025年10月4日(土)の13時30分より、志免町にあるシーメイトホールに於いて、NPO法人志免地域支え合い互助基金の「活動報告会」を開催致します。
第1部は、活動報告をさせて頂いた後、助成をさせて頂いた団体でもある「志免清龍隊」さんに演舞をお願いしています。
そして第2部では「シンポジウム」を開催させて頂きます。
テーマは、志免町が第6次志免町総合計画で掲げている「みんなで未来をつくるまち ~手と手を取り合い住み続けたい しめ~」です。
なぜ、このシンポジウムを開催するのか?
この質問を先日いただきました。今日は、それにお応えしたいと思います。

NPO法人志免地域支え合い互助基金は、団塊の世代の方が75歳以上になる2025年をポイントイヤーとして定めていました。
75歳以上になると病氣を発症する方が増え、病院受診する方が多くなるという傾向から、もしそうなったとすると医療や介護等は対応できるのか?が心配であった他、医療や介護等に関する財政支出が増える為、志免町の財政はどうなるのか?も心配していました。
もし、財政が厳しくなる局面に入った場合、介護難民と呼ばれる方が増えてくるのではないか?という懸念から、基金設立という話し合いが始まり、基金設立という行動がうまれたのです。

2025年を迎えた今年、お元氣な団塊の世代の方々が多くいて下さるお陰で、当初の予想が良き方向に外れているように感じています。しかし、5年後、10年後はどうなるか?それを想像すると、今、動いていなければ恐ろしいと想っています。
そこでNPO法人志免地域支え合い互助基金としましては、寄付をして頂く皆さま、会員の皆さま、ご支援を頂く皆さまと、この先に向けて共に協動しながら、志免町が目標に掲げているテーマを実現する為、意識を揃える必要があると想っています。
その為には、皆さんと共に、志免町の10年後について想像し、意識チェンジを行い、立場や役割の違う人や法人が協働してこれからの荒波を笑顔で乗り越えていくキックオフの場を設ける必要があるとの判断を行い、第2部のシンポジウムを企画させて頂きました。
登壇予定者は、志免町在住の方になります。そして、年代を多世代とさせて頂きました。年齢順にご紹介をさせて頂きます。
志免町長である世利良未さま。志免町議会議長である丸山卓嗣さま。志免町民の生活支援を考える会の会長である雨森優子さま。しめ歴史の会の会長である吉村和也さま。支え合い新聞社の社長である岡出葵さま。になります。
登壇される皆さんの志免町に対する想いや、10年後について語り合って頂こうと考えています。また、会場に参加される皆さまにもマイクを向け、登壇者の方と同じ内容の質問をさせて頂く事も考えています。
この第2部が終わった際、清々しい空氣が会場を覆い、参加された全ての方の心があったかく、よしやるぞー!の前向きで力強い氣となるようコーディネートしていこうと考えています。

皆さま、志免町の主役は、住民である皆さまです。
これからの10年、今まで経験をした事のない時代になるかもしれません。
でも皆で対話を行い、智恵を絞り、協働することで、大きな山でも乗り越えていく事ができると信じています。どうぞ、共に前を向いて歩みましょう。そのキックオフの場に、10月4日のシンポジウムがなれば幸いです。
