2024年度に助成をさせて頂いた団体の1つに「みんなの健康プロジェクト しめ」があります。今週の土曜日6月29日(土)の10時~12時まで志免町シーメイト研修室にて『第1回みんなで語ろう“わたしの健康”』が開催されます。総勢約40人が集まり、【健康】をテーマに語り合う場ができます。
【健康】という言葉はよく使います。では、自分にとっての【健康】って何ですか?【健康】な状態であり続けるにはどうしたら良いですか?と質問されたらどう答えますか?
こういう事ってあまり考えた事がありませんでした。メンバー内で出し合ったところ、それぞれ出す内容が違うんです。
【健康】って、こんなに多様なの? 【健康】って、幸せを言い換えた言葉? そんなコトを感じさせる内容でした。
社会では、【健康】という言葉をよく使います。AさんがBさんに対して〇〇の意味を込めて【健康】という言葉を使ったとします。しかしBさんからすると【健康】は▲▲の意味なのです。従って、Aさんが伝えたかった【健康】の意味は伝わらないことになります。
こういうことって多くないですか?
みまもる。という言葉があります。
医療関係者の見守るはある種「監視」的意味合いがあります。また「看守る」という意味合いになります。しかし隣近所の方々がみまもるは「見守る」であり、何を指すかというと特定の意味がありません。強いて言うなら「その方の生きる力に変化がないか?昨日と比べてどうか?」ということではないかと.. 福祉推進委員さんがみまもるのはまさにそうではないかと想うのです。それ位、このみまもるでも違いがある。
よって、この【健康】でも【みまもる】でも多職種の住民が集い、その違いがあることを認識し、それを意識してどう進めて行く事が真に実現へと結びつくか?を話し合いながら智恵を出し合う場が必要だと想うのです。
みんなの健康プロジェクトは、そういう意味で価値ある場であると受け止めています。
今回は、『みんなの健康プロジェクト しめ』ですが、別のテーマの場合は『みんなの〇〇プロジェクト しめ』として語り合う場を設け、より理解を深め能動者を増やしていく。その事が志免社会をより良く豊かにしていく方向に軌道させると信じて疑いません。
立場や年代や職種の違う多くの方々が集まり同じテーマで語り合うことが、この町に活氣をうみ賑わいとなって還元されてきます。
このプロジェクト活動は、その1歩になると確信します。