2025年4月30日(水)。
志免町で不動産のお仕事をされているO氏と志免町でFPのお仕事をされているM氏の3人で表題にある「(仮)志免町 暮らし方ラボ」に関する意見交換を行いました。
地域包括ケアシステムのイメージ図では、その方のご自宅が全ての中心にあり、必要な時に必要なサービスを訪問や通所で利用するように描かれています。
その大事な「誰とどこで暮らすか」という問題。
ここについて意見交換をさせて頂きました。
志免町で不動産のお仕事をされるO氏は、志免町在住の方から住み替えの相談を受けます。
「今生活をしている自宅で1人暮らしをするのは、掃除や手入れが大変だし、詐欺や強盗等で怖いから、ここを売却して集合住宅で安心して暮らしたい。ルミエールの近くで暮らしたいのでけれどそのような物件はないですか?」
という相談や問い合わせを頂くそうです。そういう要望を志免町で賃貸経営をする方々にお伝えし、貸して頂く事は出来ないでしょうか?とお願いにあがるようですが高齢者には貸して貰えず、結果的には福岡市の方に転居されるそうです。
一方で、住み替えをされる方が売却したくても売却が出来ない。
賃貸に出しても借りる人が見つからない場合は、空き家になっていきます。その数が年々増えている。
これらを循環させるハブが必要ですよね。
そんな意見で集約され、表題の様な「(仮)志免町 暮らし方ラボ」として勉強会を始める事になりました。ここに建築のお仕事をされているHさんも加わり、5月13日からキックオフをします。
地域包括という命名通り、縦割りでは解決ができません。
コーディネーターがいて、暮らし全般に関わる専門職が協働する体制を創らねばこの「地域包括」は難しいと想っています。
下記写真の植木鉢の図にある通り、このラボでは、本人の選択と本人・家族の心構え+すまいと住まい方について学び研究しながら企画提案を成していこうと考えています。