広報してますか?

 先日、『互助基金さんは、広報をしていますか?』 そのような質問を頂いた。
何を伝えて頂こうとしているのかが今一つわからず【広報を理解できていますか?という質問でしょうか?】と伺った。
『そうです。広報することについて、どの様なお考えをお持ちなのかを知りたくて質問しました』と教えて下さった。

 広報とは..を検索してみた。すると以下の様な返答が返ってくる。
「広報」とは、企業や団体などの組織がステークホルダー(利害関係者)との良好な関係性を構築・維持する活動全般を指します。「自社と関係する人々との良好な関係を作ること」。
広報そのものは、戦後にGHQが民主化政策として取り入れた「Public Relations(パブリック・リレーションズ)」が語源の様です。組織体とその存続を左右するパブリックとの間に、相互に利益をもたらす関係性を構築し、維持するマネジメント機能と定義されています。

 NPO法人志免地域支え合い互助基金では、互助活動広報啓発事業を行っている。
広報については、
①会員の方、寄付者の方に対して、弊法人がどの様な事業活動を行っていて、それがどれ位、志免社会のお役に立てているか?をお伝えする。
②助成をさせて頂いた団体さんの目的や活動を、心の目で感じ取り、それを社会にお伝えする支援を行う。
③志免町住民の方、志免町と関わりがある方に向けて、弊法人の想いや事業活動をお伝えする。を念頭にし、ありのままの情報を広報する様に心がけている。

 広報についてはそのような考え方を持っているが、その手段・手法が充分でないとのご指摘を頂いた。それは、オンラインの活用である。例を挙げると、ホームページの活用・SNSの活用・動画の活用..等々である。

 基金事務局の弱点はここにある。この点については『本当に申し訳ございません』と、素直に額を床にこすりつけて謝らないといけない。
現在、志免町に本社のあるD-grant取締役の吉村和也さんにITアドバイザーを仕事としてお願いし、アドバイザー料をお支払いしてサポートをして頂いている。

 2025年度はここを強化する。この強化を行わない限り基金の未来はないと思っている。
『互助基金さん、広報をしていますか?』と質問をして頂いた方に、それらのことをお伝えすると注視しておきます。とお返事を頂いた。

 目的実現の為には懸命に行うこと。その核は「温故創新」であり「無常故日々是創造」だと思う。時代の変化を成長のチャンスと捉え、日々成長し生まれ変わる法人であり続けること。

 私たちの成長が志免町の成長に繋がる。そのことを強く意識し今日も笑顔で歩み増す。