NPO法人志免地域支え合い互助基金は、2022年7月に、NPO法人いるかさんと志免町の子育て支援を目的に連携協定を締結させて頂きました。
そのNPO法人いるかさんが、食支援事業(フードバンクいるか)を開始されています。NPO法人志免地域支え合い互助基金は、それを活用させて頂く団体として登録をさせて頂きました。
詳しくは下記のURLよりご覧ください。
https://npo-irukanet.com/activity_4/
NPO法人いるかさんは、2022年3月末まで志免町と連携協定を結び、志免町の子育て支援を目的として活動を行っていました。しかし協定期間が終わり、今後どの様にして志免町の子育て支援を行うか?についてパートナー先を探していたのです。
その当時は、志免町の各小学校区に1ヶ所の多機能型こども食堂を設け、その活動を通じて全町的な子育て支援へのムーブメントを醸し出す構想をお持ちでした。
ただこの活動を推進する場合、多機能型こども食堂を運営して下さる志免町の方が必要になるのです。ここをどの様にして創っていくか?それが大きな課題となりました。
その際、ここをボランティアの方を募る方向が主であり、ここを仕事にする考えが少数意見だったのです。
NPO法人志免地域支え合い互助基金としては、志免町子育て支援課の方と共に志免町の学校経営に関わる方々に向けてこの活動に対するご理解とご支援を賜るようお願いをさせて頂き、それを行う場所の確保、この活動の広報に熱を入れて行きましたが、多機能型こども食堂の現場を運営して下さる人をどの様にして確保するか?ここで足が止まっている状況です。
これについては、身寄りのいない高齢者で生活支援が必要な方の支援を誰が行うか?の問題と酷似しており、志免社会の大きな課題の1つです。
一方社会情勢はというと、物価上昇に伴う手取り上昇とはならない状況。従って、ボランティアをベースにこの運営を考えると途端に足が止まる状態に陥ります。
ここを何とか打破し、いろんな方々との【対話】をしながら「ここから始めてみましょうか?」のスタートラインを決めて行き、行動➡その評価➡修正➡再企画➡行動が行われる仕組みをつくり、実施する体制が必要になると考えました。
現在は、『志免町民の生活支援を考える会』が発足し、活動理念とその実践について対話をしながら協議をしている段階です。
現場の運営を、誰がどの様にして行うか?
ここについて、この案なら実行できる!!と思える内容を創り上げる必要があります。
志免町にそのマンパワーができれば、現状が動き始めます。
大きな・大きな試練であり、ここをみんなで乗り越えてこそ本物になると信じ、今日も1歩前に進めれるよう奮闘します。