前理事長を偲ぶ会が催されました。

 2018年7月より活動を開始した『NPO法人志免地域支え合い互助基金』。
その立上げに、並々ならぬ想いとエネルギーを注いでこられたのが下稲葉康之前理事長(故人)でした。(※以降、故人と記載)
 先日、『NPO法人 栄光ホスピスセンター』が主催し、故人を偲ぶ会が行われたのです。

 事務局は、そのスピリッツを忘れず、故人の想いを何としても成し遂げる。その覚悟でコトに臨むため、パソコンの待ち受け画面を故人の顔写真にしています。朝と夜に挨拶を行い、常に故人と共に!の意識でコトに向き合っています。
 その影響かどうかは定かではありませんが、時より、自分ではない、誰かが推しているような氣になるくらいモノ・コトが進む場合があります。

 この偲ぶ会で知り得たこととして、故人は基金設立の時から体調が芳しくなかったようです。にも関わらず、これからの時代、これからの地域、これからの生活者、これからの病院や各事業所のことをイメージすると、いま、俺がやらねば!という氣が突き抜け、エネルギーを振り絞りながら、未来の志免地域のために多くの方と膝を付け合わせ語り合い、理解をして頂くことに尽力をされました。
(もう時効だから言えますが、基金の設立や設立から数年間、故人が個人的に法人に対し資金支援をして下さっています。)

   『言葉ではない。その人の行動にこそ、真にその人の想いを観ることができる』

 故人は言葉でも尽くしますが、行動をもってその意を理解して頂く為に尽くした方だと想っています。
「他者をひとり生かすために、自分ひとりが死ぬ」想像ですが、まさにこの様な境地であったのではないか?と想います。

 その魂と生き様を継承し、『よくがんばった』といつの日か言って頂けることを楽しみに、今後も邁進していく所存です。

 生前、故人に対し、共感ならびにご支援をして頂きました皆さま方に、この場をお借りしまして御礼ならびに、ご報告をさせて頂きます。(事務局 鷹尾拝)