委員会

 11月も最終週となりました。2024年も師走を迎える時が近づいています。
この11月も、各委員会が開催されています。
今日は、基金の委員会活動報告と今後の展望について投稿を致します。

 ◉助成委員会
  この委員会では、助成事業とコーディネート事業を担当しています。
 ◉広報委員会
  この委員会では、広報啓発事業を担当しています。
 ◉合同委員会
  この委員会では、基金経営全体の事を話し合っています。

 2018年7月から活動を開始したNPO法人志免地域支え合い互助基金。2024年度で7年目を迎えています。創業7年目にして初の7件の助成申請を頂き、現在まで805,500円の助成をさせて頂いています。
そして、モデル事業『退院支援から生活支援を考える』を実施。メディカルソーシャルワーカーさんの苦悩、民生委員・ケアマネジャーのシャドーワークの実態を知り、今後ますます1人暮らし高齢者や障がい者、身寄りのいない高齢者・障がい者が増えると予想される中で、『家族が担っている役割を社会がどうやったら担えるか?』について考え始めています。

 その中から、
『志免町民の生活支援を考える会』(会長 雨森優子 看護師)
『みんなの健康プロジェクト志免』(代表 岩下多絵 歯科衛生士・議員)
『まちの保健室・しめ、自費サービス事業者ネットワーク・しめ』実行委員会 (会長 内島陽子 看護師

の活動が始まっており、この役割の違う3者が、志免住民のQOL向上、安心して人生最期まで暮らせる生活実現を考える中で協働・連携した繋がりある関係を保ちながら共に歩む状況が生まれてきました。

 これらThink Tank機能とDo Tank機能が絡み合いながら時代に適応する体制ができるなか、どうしてもその過程と体制の継続に資金が必要になってくることが予想されています。

 目指す状況を創り出すために幾らの資金が必要になるのか?
これからは、ここを積算し、皆さまにプレゼンテーテーションできるようにする準備に取り掛かります。
 時代を動かすリーダー3名が、フロントランナーとして仲間と共に前進できるよう、その後方からヒト・モノ・カネ・情報..等、必要な資源をバックアップできるようにしたい!と考えています。

 その為には、今までの基金の運営方法を制限なく見つめ直し、新しく創り直すくらいの意気込みで取り組むべく委員会の席で話し合いが進み始めました。

 どうすれば、社会がその方の家族機能を果たすことができるのか?
 どうすれば、社会がその方が必要とする生活支援にまつわるサービスの提供が出来るようになるのか?
 どうすれば、その方が安心して馴染の場所で人生最期まで暮らす事ができる様になるのか?

 ここに対する仮説が志免社会に対し、2025年には提案したい。そのつもりで取り組んでいます。
 皆さま、一緒に考え、協働しましょう!