
- 助成金って聞いたことはあるけど、どんな制度かわからない
- 地域活動を始めたいけれど、資金面で不安がある
- 団体を立ち上げようと思っているが、助成制度が使えるか知りたい
はじめに|資金の壁を乗り越える「支援のカタチ」

地域活動や社会貢献を始めたいと思っても、「お金がない」「継続できるか不安」と感じたことはありませんか?
そんなときに心強い制度が「助成金」です。
助成金とは何か、なぜ活用すべきなのか。
この記事では、助成金の基礎知識をわかりやすくご紹介します。
なお、具体的な金額や条件、申請方法などの詳細は記事末にご案内する公式ページをご確認ください。
助成金とは?返さなくていい支援制度です

助成金は返済不要の公的サポート
助成金とは、国・自治体・NPO・民間基金などが、公益性のある活動を行う団体に対して支給する返済不要の支援金です。
借金ではないので返す必要はなく、条件に合えば申請できます。
なぜ助成金制度があるの?
助成金は、地域の課題や社会のニーズを住民の力で解決することを目的としています。
たとえば、次のような想いを持った人たちを支える制度です。
- 「地域の子どもたちの居場所をつくりたい」
- 「高齢者の孤立を防ぐ仕組みをつくりたい」
- 「防災意識を高める活動を広めたい」
こうした“ほっとけない想い”に、資金の面から応えるのが助成金なのです。
どんな活動に使えるの?
助成金は多岐にわたる分野で活用されています。たとえば以下のような活動です。
- 子育て支援や青少年育成(例:子ども食堂、学習支援、親子イベント)
- 高齢者の見守りや生活支援(例:サロン活動、移動支援)
- 地域交流や防災活動(例:ワークショップ、マップ作成)
- それらを担うリーダーや担い手の育成活動
助成金は地域の“想い”を“かたち”に変える制度
「地域のために何かしたい」という気持ちを、具体的な行動に変える手段のひとつが助成金です。
実績がなくても申請できる?──始めたばかりの団体も対象です

実績よりも“想いと計画”が大切です
「まだ団体を立ち上げたばかり」「活動はこれからだけど…」という方もご安心ください。
助成金は、想いや目的がしっかりしていれば、実績がなくても申請できる場合があります。
これから団体を立ち上げるグループも対象です
たとえば、NPO法人志免地域支え合い互助基金の助成制度では、
- 志免町ですでに活動している団体
- 志免町内でこれから団体を立ち上げようとしているグループ
が対象となります。
ただし、個人による申請は対象外です。
必ず団体として、またはグループとして申請する必要があります。
大切なのは“地域性”と“共感”
評価されるのは、「どれだけ地域の課題に根ざしているか」や、「誰のためになる活動か」という視点です。
書類作成のテクニックや過去の実績だけでなく、地域への想いと実現可能な計画が重視されます。
経験がなくても、誠実な計画と熱意があれば十分です
活動経験が浅くても、自分たちの言葉で「なぜこの活動をしたいのか」を伝えることが、助成金獲得への第一歩です。
助成金は“資金以上の価値”を生み出します

助成金を得ることは“信頼”の証にもなります
助成金がもたらすのは、資金だけではありません。 地域や行政、協力者からの信頼と共感を得るきっかけにもなります。
活動の認知度が上がる
助成金を得て活動が始まれば、それは地域に対するひとつの「発信」となります。
ホームページや会報誌などで紹介されることもあり、知ってもらうきっかけになります。
仲間や協力者が増える
「助成金が出ている活動なら、私も手伝いたい」と感じる人が現れたり、地域の団体同士が連携するきっかけにもなります。
助成金は活動の“質と広がり”を高めてくれる存在です
お金の支援だけでなく、地域とのつながりを強める力が、助成金にはあります。
まとめ|制度を知ることが、活動の第一歩です

助成金は、地域や社会をよくしようとする人たちの背中をそっと押してくれる制度です。
資金不足を理由にあきらめるのではなく、制度を知って活用することが、最初の一歩になります。
まずは身近な助成制度を知り、どんな活動が対象になるのかを確認してみてください。
志免町で活動するなら、助成制度を活用してみませんか?

NPO法人志免地域支え合い互助基金では、志免町内で支え合い・育成・支援活動を行う団体やサークルを対象に、助成制度を設けています。
これから団体を立ち上げようとするグループも対象になります。
- 子育て支援や青少年の健全育成
- 高齢者や生活困窮者への支援、安全・安心な居場所づくり
- 担い手となる人材の発掘、リーダーの育成
「地域のために何か始めたい」「仲間と活動を続けたい」―― そんなあなたの想いを後押しする制度です。
応募条件や申請方法などの詳細はこちら
👉 https://shimekikin.org/subsidy
※個人での申請は対象外です。
団体、または団体を立ち上げようとしているグループでの申請が必要です。
※営利目的、政治・宗教活動、個人的な趣味活動などは対象外となります。