『子供達にたくさんの想い出をつくってあげたい』

 2025年5月14日水曜日は、インタビューの多い1日となりました。
今日のブログでその中の1つをご紹介させて頂きます。
この場をお借りしまして、インタビューを受けて頂いたNさん、ありがとうございます。

 NPO法人志免地域支え合い互助基金は、2022年にNPO法人いるかさんと、志免町の子育て支援を目的に連携協定を締結しています。基金としては、公民館を核に、町内会のなかで食を通じて自然なコミュニケーションが生まれ、その継続と園長の中で互助・支え合いが生まれる事を念頭にしています。

 いるかさんと具体的な何をどう進めて行くか?について話し合いをした際、各小学校区に1ヶ所ずつ『多機能型こども食堂』(コミュニケーション食事の場・フードを含めたパントリー・学習支援が核となった食堂)を設け、継続した運営を行う事で地域コミュニティ・地域で三世代を創ることを計画しました。

 この話は、志免町子育て支援課さんにセットして頂き、当時の志免町の学校長の皆さま方にさせて頂きました。また別の機会で町内会さんとも協議をさせて頂きました。
その中で課題となったのは、食事をつくって下さる人の確保、アレルギーの問題や、学習支援をする際にその場を管理運営して下さる人の確保がありました。

 この大きな課題を解決することについてある町内会長さんに質問してみますと、『そのエネルギーがない』という回答でした。
それをうけて【どうすればこの課題は解決できるのか?】大きな問題にぶち当たります。

 2023年、NPO法人いるかさんや、事務局メンバーの提案もあり、まずはいるかさんと基金でフードパントリーを開催し、まずここから直接運営を行い、経験値を積む事に試みました。
この年は、志免西小学校区で2ヶ所行っています。

 その際、その場に訪れた親子に心を揺すぶられます。
フードパントリーの場では、私達が、提供する食料を来場者が持参した袋に詰めている間、会場に埋め尽くされている文房具や衣服、食器、ランドセル、スポーツ用具等々、あらゆる寄付の品物を見学して必要なモノがあれば持って帰って良い仕組みをとっています。
 その親子の息子さん(小学生)は、サッカーボールを大事に抱えて帰りました。
そして会場の玄関あたりで『お母さん、僕、サッカーをがんばるね。そしてプロの選手になってお母さんに楽をして貰える様にするからね』と言ったのです。
涙が止まりませんでした。

 2024年度は、各小学校区で1ヶ所ずつフードパントリーを開催させて頂きました。
ここでの経験も、こういう第3の居場所(家や学校以外の居場所やコミュニティ)を創る必要性があるという意志を固めた他、今まで我々の中にあったタブーと言いますか、【こうしなければならない.. こう進めなければならない..】という執着の様なものがなくなり、『対話』を軸に進めて行こう!と思わせて下さる内容でした。

 そして2025年度は、2024年度に公民館をお貸し下さった町内会長さん、また、公民館解放デーを設けて活動をしている町内会長さんにインタビューをさせて頂き、その課題の本質にを研究し、それを以て『対話』の土俵をつくりたいと考えています。

 昨日の時点で多く発出された言葉は『1対1ならいいが、1対大勢となることが嫌な方が多い』です。ここにフォーカスを充てる必要があると感じています。

 昨日、インタビューを3名の方にさせて頂きました。それぞれ趣旨やインタビューの入り口は異なります。しかし、【その本質は?】に焦点を絞っていくと、◆対話をすること。それ以外にない◆

 その場をお膳立てできるよう、地道に下積みを重ねていきます。