NPO法人志免地域支え合い互助基金が、その活動を支援する団体の1つとして『まちの保健室・事業者ネットワークしめ』実行委員会があります。
今年度より別府3町内会さんにお願いし、『相談~コーディネート』が志免町内の至る場所で当たり前の様に行われる為にはどうしたら良いか?について把握する為のモデル事業をさせて頂く事になりました。

「競争➡協調・協働」の時代になった今、知り合う。そして【繋がること】。それが協働への一歩になると思います。
では何をもって繋がるか?
いろいろな繋がり方がありますが、『まちの保健室・事業者ネットワークしめ』実行委員会では、医療・介護分野から繋がり、暮らし全般の悩みや不安まで相談~コーディネートできるようになりたい!を目指しています。
別府3町内会のシニアクラブで『サンサンクラブ』があります。
先ほど、総会の席でモデル事業の趣旨と5月の企画内容について説明をさせて頂きました。
社会背景から話をさせて頂き『相談』の重要性をお話させて頂いています。
どうやって【繋がる】か?
私達は『相談』を重要視しています。『相談』を『予防』と位置づけ、『相談』することで大難を小難へ、小難を無難へ。にしたい。そのお話をさせて頂きました。
そのお話をさせて頂いた時、参加された約30名の方の視線が一斉に集まり、その場が一体になった様に感じました。
この人は相談ができる人か? 相談ができる集団か? この人に私の悩みや弱みを話してもよいか.. 等、相談するにはハードルがあります。そのハードルを越えて予防になる相談が生まれてくるには、相談を請ける側である私達の修練抜きにはありません。
察する力も必要ですし、その方を把握する力も必要。また相談の本質を掴む力も必要。
いろいろな力が必要ですが、これからの志免社会を想像すると『専門職(商助)』の力が互助の中では必要不可欠になります。この力と住民の方々や行政が協働し、制度と制度の狭間を埋めながらシステムチェンジを果たしていく時がきていると感じています。
この町に『協働の文化』が根付く為にはたくさんのハードルがあります。
そのハードルを、共通の問題意識をもつ多彩な能力を持つ仲間たちと協働しながら乗り越えていく。
その支援をNPO法人志免地域支え合い互助基金は行っていきます。
皆さま、ご支援の程、よろしくお願い致します。