先日、基金事務局の江藤さんから相談がありました。
江藤さんが担当している利用者さんのご自宅に多くの植木があるそうで、その剪定に関する相談をうけたそうです。
世の中、総じて費用が上昇しています。
この利用者さんも、今まで庭木の剪定をお願いしていた会社に見積りをして頂いたそうです。
すると例年より金額が上がっていたとの事。
今まで通りの金額で庭木の剪定をして下さる人はいないだろうか?
思案するなか、頭に浮かんだのは江藤さんでした。
相談を受けた江藤さん。
誰に.. どこに相談をすれば良いか.. 悩みます。
そこで浮かんだのが渡邊理事でした。
渡邊理事は、私たちの中ではミスター生活支援と思っている方です。
御年87歳ですが、日々の新聞配達。月末の集金。その集金の際に困っていることの相談を受けます。
自分で出来ることは『私がやりましょう(^^♪』と引き受ける。
自分だけで出来ない事は『仲間と相談しましょう(^^♪』と持ち帰る。
そうやって、数々の生活支援を行ってきました。
こうして行う生活支援を振り返り「これを行ってきたから病気や介護にならなくてすんでいる。また、生活を支える収入にもなっている。相談をして頂いた方に感謝です。」と言われます。
江藤さんからの相談を受けた渡邊理事。
現地調査に行き確認をした後、「だいたい〇〇円でできるだろう」と概算を言われました。それを受けて、江藤さんは利用者さんにその結果を話します。
金額的には今まで要した費用より安くなり、おまけに人情に厚い方の為、『良か人を紹介して頂き、ありがとうございます』と感謝をされたそうです。
昨日の朝から仕事に入り8時間庭木の剪定をしたあと夜の会議に出席。会議終了後にゴミ袋にいれた枝木をゴミ置き場に移動させる為に再度訪問。
今日の11時くらいから仕上げの仕事に入ります。
こういう事を長年行っている方の為、平成29年に志免町より表彰を受けました。
まさに町を代表するミスター生活支援です。
事務局としては、そんな理事を尊敬しています。
その渡邊理事は
『元氣な高齢者が困っている高齢者の生活支援をしたらいいと思うんよね。それが病気や介護の予防にもなるし、収入にもなる。よって生活も豊かになり、ありがたいことばかり。若い人は組織に入り仕事をするので、生活支援をする時間がないでしょう。もっともっと多くの元氣高齢者のみんなが町の中で困った人の為に生活支援を行うような社会になればいいね』と言われます。
私達もそう願っています。
そんな社会になるよう仕えます。
こんな想いを頂き、ありがとうございます。