先日、『助成金はお返しする必要がありますか?』という質問を受けました。
この質問に対して『いいえ、返して頂く必要はありません。この助成金を使い、更に活動に勤しんで頂き、長く社会に必要だと思って頂ける活動を継続して下さい』とお応えいたしました。
私たちが行う助成は融資ではありません。
私たちが行う助成は、志免町社会で暮らす住民の方々が、志免町に必要な〇〇だと発起し、仲間と一緒に活動を始めたい!と活動を始める準備を行う中で、いろいろと必要な人やモノだとか、必要な経費だとかが不足し、やる気はあるけど活動開始に於いてはハードルが高い!と目の前にある壁の大きさに苦慮している方々に対し、同じく志免町住民が助け合い・支え合いの氣持ちで助成したり、コーディネートしたり、広報をしたりで応援します。
ポイントは、志免町住民が、志免町の為に立ち上がろうとしているやる氣のある志免町住民を支援するというところにあります。
その背景には、同じ志免町住民で困っている人を「ほっておくことはできない」という氣持ちがあるからんなのです。
従って、ここには貸付とか利潤とか利息とかいう概念はありません。だから非営利活動法人としての法人格を頂き、認定の法人格を目指しています。
地域の活性化には、こういう資金面・情報面・事務局面の下支えが必要だと思います。町のなかで活動する方々が大同団結し、大きな枠組みで住民活動を支える仕組みが更に強化されるよう努めていきたいと想っています。(事務局 鷹尾)