令和5年12月3日(日)10時~12時30分まで、志免町はシーメイト2階にある研修室に於いて、NPO法人志免地域支え合い互助基金主催の「第1回 大交流会」を行う事が出来ました。
基金の会員の皆さま、ご寄付を頂いている皆さま、ありがとうございました。皆さまのお陰で無事開催ができましたことをご報告いたします。
冒頭、理事長の青戸雄司より開会のご挨拶をさせて頂きます。
その後、副理事長の宮本より法人の運営及び活動状況について説明をさせて頂きました。
そして、いよいよ鹿児島市唐湊山の手町内会の町内会長である金子陽飛さん(20歳)より「活力ある地域つくりに向けて」~学生町内会長が行ったこととは~と題して講話をして頂きました。
次に、第2部として座談会が行われます。
この座談会は「活力ある地域を創っていくために私達にできることとは..」~老いも若きも互いに支え合う志免町をどうやってつくっていくか?~をテーマに行われました。
座談会には、
70代代表として、別府3町内会会長の藤田洋子さん。
40代代表として、前志免中学校PTA会長であった門谷篤さん。
大学生世代を代表して金子陽飛さん。
高校生を代表して、支え合いシンボルマークのデザインを考えて下さった宮島煌さん。
中学生代表として、志免中学校の2年生で、支え合い新聞部で活動すると2人の中学生がパネラーとして参加して下さいました。
この座談会では、
①自己紹介。②パネラーの皆さんの周りの活力状況についてお話を頂きます。③活力と反対の孤独について、パネラーの皆さんの周りの状況についてお話を頂きます。そして最後に④私達にできることとは?をお話しいただき、今日から変わった意識のもとで行動を興そう!として進んでいきました。
その中で、高校生代表の宮島さんより、コロナ期に体験し感じていた事をお話しいただきました。「いろいろなコミュニティに属していたお陰で、いろんなお友達と話をし、思いやり、支え合いながら、部活で目標にしていた大会が無くなるというあの苦しい現実から立ち直ることができました」という趣旨のお話がありました。
1人1人が自分の生きる活力。それがみなぎっている時は、明確な目標があり、そこに一心不乱に取り組んでいる時のように感じます。事務局でいうなら、この「大交流会」を企画し、参加して下さる方々の明日への生きる希望になる会となり、志免町の地域自治運営の今後に良き影響を与えることができる様にする為に準備・尽力している時がその時の様に感じます。
それがコロナにより出来なくなる。相当なショックです。果たして立ち直れるかどうか..
この座談会が万雷の拍手のもとに終了し、下稲葉事務局長より会場の皆さまにお願いです!と題してお話を頂きました。「多機能型こども食堂」の運営を共にして頂ける仲間を募集しています。ぜひ共に行動しましょう(^^)/との呼びかけがあります。
そして最後に、渡邊理事より「閉会のご挨拶」があります。
渡邊理事の表情は爽快そのもの(^^)/
相当興奮をしたのかと(^^♪ とても嬉しい場になったのだと感じました。
人は、誰だって傷つくことはある。
家でそうなる事もあるし、学校や職場でそうなることもある。しかし人は、前を向いて生きるようになっている。どこかでその傷ついた自分を元の氣に戻す必要がある。その緩やかに回復する力「レジリエンス力」を常に養う為には、いくつか自分がワクワクしたり、楽しいと感じるコミュニティに属することが大事だと思う。
一方で傷つき、一方で元氣になる。
この仕組みだ。
そのコミュニティを創り続けていくには、金子さんが行ったように町内会全戸宅を訪問し、各家庭を把握し、どんなコミュニティを創っていけば良いか?を常に模索し、創り続けることだと思う。
かつて、社会医療法人栄光会に於いて、「栄光すこやか大学」を創り、運営を始めたのは、まさにその真意以外にない。時代とようやく重なってきた様に思う。
今後は、各町内会さんと連携を行い、多角的にそのコミュニティを形成していくことが重要だと思っている。その為には、多方面のネットワークが必要で、それなくしてこの事を実現させることは不可能である。
それが出来て初めて「地域包括ケア」ができると確信している。
総勢45名の参加者で行われた今回の大交流会。
参加者の皆さんから頂いたアンケートを拝読し、集計をさせて頂きました。
参加者の多くが「想像以上の場」だと感じて頂いた他、「中学生・高校生のみんながこんなに志免町のことを考えてくれていることがわかり、未来に希望が持てました」等のご意見を頂いた。
未来への希望。
ここが、活力を生むには大切だと思う。
この力を生み出す為に、今後も多世代が交わる活動に軸を置きつつ、多様な事に取り組んで行きたいと決意できた。
ありがとうございます。(事務局 鷹尾)