お元氣訪問

 2024年度から「モデル事業 退院支援から生活支援を考える」を行っています。
2024年度は1人の方に対し、ケアマネジャーを起点としてフォーマル・インフォーマルの協働で、Mさんのコンパッション・コミュニティとなり、細やかに生きる力を見守りつつ、ご近所さんもMさんのコンパッション・コミュニティとなって頂ける様に、民生委員の義間さんが一所懸命・献身的に関わることをされました。

 2025年度は、ここから一歩前に進め「お元氣訪問」を始めています。それを行うチームが「より添いサポート」です。

 5月1日、〇さんの2回目訪問を行ってきました。
お子様は遠方で暮らしている為、お1人で暮らしています。
〇さんの性格もあり、〇さんからするとケアマネジャーの方が唯一のコンパッション・コミュニティになっている状況です。

 より添いサポートとしては、〇さんの寂しさやケアマネジャーの方の家族的支援部分を引き受け、この両者の関係の中に入り、三角関係を結べるようになればと考えています。
それを自然な流れでそうなれるようにする為、お元氣訪問を行いながら人間関係の構築を図っています。

 2回目の昨日も、8時30分ごろに伺いインターフォンを鳴らします。
直ぐに出てこられ、お花のお話をしながら〇さんの状態を確認していきます。
 整髪状況は? 整容状況は? 服装は? 表情は? 目つきは? 等々確認ができました。

 ケアマネジャーさんのケアプランがうまくいっている様に感じています。
程よいタイミングでフォーマルサービス・インフォーマルサービスを使っている為、〇さんに今あるコンパッション・コミュニティが常に〇さんに関わっている状況になっています。
従って、一時より寂しさが軽減し、氣持ちに意欲を生んでいる様に感じました。

 この調子で人間関係ができれば、次は、地域にあるコミュニティに共に参加しながら、〇さんの地域コンパッション・コミュニティつくりのお役に立てれればと想っています。

 このモデル事業で経験値を積み、「より添いサポート」で共に活動をして下さる方々が増えるようにできれば!が目標の1つです。