『みんなの健康プロジェクト志免』さんから寄付金を頂きました。

 ゴールデンウィークの最中である5月3日。
2024年度に助成をさせて頂いた『みんなの健康プロジェクト志免』の代表である岩下さんから、1年間の活動報告を頂いたあと寄付金を預からせて頂きました。

 『みんなの健康プロジェクト志免』さんは、【住民や専門職の方々と「健康」についての対話】に主眼を置き、その場を2回設けました。

 その結果、自分自身や町全体が健康であるためには「自分1人でもできる健康への取り組み」と「自分1人ではできない健康への取り組み」がある。では「自分1人ではできない健康への取り組み」に必要な事やモノは?との問いかけの中、対話の場から出た意見として「コミュニティの必要性」がありました。

 現在、『志免町民の生活支援を考える会』では、【コンパッション・コミュニティ】の重要性を説いています。
言い換えれば「互いに思いやる仲間同士」と言えると思います。

 コロナ渦の際、多くの部活や大会が中止になりました。
その大会に向け日頃から頑張っていた学生さん達は、この中止によりショックを受け、どうやって立ち直るか?に苦心したと聴いています。

 下の絵にある支え合いのシンボルマークをデザインしてくれた宮島さんは、そのショックから立ち直れたのはいろんな「コミュニティ」に参加をしていたからだと仰っていました。もし、家と学校(クラス)だけのコミュニティ所属であったらどうなっていたか..と振り返っていました。

 このレジリエンス力を向上する為には、どうしても「コミュニティ」が必要です。人という漢字を観てもお分かりだと思います。

『みんなの健康プロジェクト志免』さんが引き出した皆さんの声である「コミュニティ」。
『志免町民の生活支援を考える会』さんが提唱する「コンパッション・コミュニティ」。

 皆さんが、皆さんの周りにあるこれらの「コミュニティ」の存在に氣づき、その存在が、自分自身や他人が健康に生きていく上では必要不可欠な存在である事を社会的に認識し、そのコミュニティの輪を、身近で生きる力が落ちかけている方々に拡げて頂くことが、この志免町は、人生最期まで安心して生きる事ができる町。だと思われることに繋がると信じています。

 みんなの健康プロジェクト志免さん、大事な氣づきを頂き、資金も寄付をして頂き、ありがとうございます。頂いた氣づきを活かします。またお預かりした寄付金は氣づきを活かして下さる団体の活動資金として使わせて頂きます。

 ありがとうございます。