2025年5月7日(水)。11時50分より、福岡県立宇美商業高等学校にてNPO法人志免地域支え合い互助基金のお話をさせて頂きました。

2023年、西日本新聞にて『ドラゴンロード』の由来に関する記事が出ました。
志免町から宇美町に続く県道68線沿いには龍のつくラーメン店が数件あります。ドラゴンロードの由来は、そのラーメン店からなのか?それとも?という内容の記事で、読者でその由来を知っている方がいらっしゃれば教えて下さいと続きました。
その記事を観た当時の福岡県立宇美商業高等学校の山本校長先生がネット検索でチーム田中屋の田中清昭さんに連絡。そしてNPO法人志免地域支え合い互助基金の事務局へと繋がります。

田中正会員と2人で山本校長先生を尋ねますと、ある冊子を見せて下さいました。
『これは久留米商業高校の学生が創ったうどんマップです。このマップを至る所に配置した結果、久留米のうどん屋さんのお客様が増え、地域活性のお役に立てたのです。あの新聞記事を観て、糟屋はこれだ!と思ったのがラーメンマップです。』
うどんの器の形をしたうどんマップ。手書きスタイルで、お店ごとに高校生担当が決まっていて、お店ごとに特徴のあるお店紹介が書いている素晴らしいマップでした。最後まで読むと、行きたくなるお店が沢山あり、これならお客様を呼べると思った事を今でも思い出します。
これのラーメン版を創ろうとした矢先、山本校長、副校長先生等が転校となり、仕切り直しで2024年度からスタートをしました。が、途中で事態が後退し、2025年に持ち越しとなります。そして、いよいよ今日、大人も交えたキックオフの日となりました。
地域に活氣をもたらす為に一役買うことを志した19名の学生さんと先生方お2人が主役です。そして今日は、この活動を賛同する志免町商工会の小林事務局長、チーム田中屋の田中清昭さん、そしてNPO法人志免地域支え合い互助基金の事務局鷹尾が参加をし、それぞれが何をしているかの話をさせて頂きました。
事務局としては、時代背景と今以降時代の医療介護の話を、身近に感じて頂けるようにお話し、それらに要する費用の財源を確保するためにオール糟屋で稼ぐ体制を創らねばならない事。そして高齢化する糟屋社会のなかで、高校生の皆さんと地域の大人達がかみ合う事が地域活性に繋がるという趣旨の話をさせて頂きました。

多世代が協働するなか糟屋で仕事が発展し、糟屋に経済的潤いがあり、糟屋にゆとりが生まれ、糟屋で支え合いや助け合いの絆が形成され、人生最期まで安心して暮らせる町へと発展していく。
理想系の展開です。
今年度、これが実現できるようになれば、この地域も今よりもっと盛り上がり、多世代の協働に対する理解が増すのだと思います。
福岡県立宇美商業高等学校の皆さん、チャレンジをして下さりありがとうございます。