先日、タイトルにある質問を頂いた。単刀直入、素晴らしい質問を頂いたと思う。
人間は1人では生きていけない。私達には、まずその前提の認識があります。現在の時代、1人暮らし世帯が増えてきました。私達が気になるのは、高齢者の方、心身にハンディをお持ちの1人暮らしです。
自分1人で自分の事が出来なくなっていく高齢者やハンディのある方は、不安や実際に困っていることがあります。
困っているから助けて! と言える人はまだ繋がるコトができるから良いのですが、それを言わない方についてはなかなか繋がらないのが現状です。
認知症のなってきた私の母も、困っていることや不安が沢山あったのですが助けて!とは言わなかった。私たち夫婦や兄妹、親戚、ご近所の皆さんが、様子を見守って頂きながら情報を交換し、もう1人暮らしは限界ではないか?というタイミングで『お母さん、一緒に暮らしましょう(^^♪』と妻から話して貰った時に初めて『良いと..』とありがたいと言って呼応してくれた。
実母の際にありがたかったのは、近所のおばちゃん達が見守ってくれたこと。情報を下さったこと。ほんと、ありがたかった。
超高齢社会のなか、在宅時代になった。
自分の住んでいる地域に、高齢者たちがどう溶け込んでいるか? ここがポイントに1つになる。しかし多くの場合(特に男性単身高齢者)、溶け込んでいない場合が多い。そして、助けてーー!という方はほとんどいない。
この状況で心配になるのは孤独死だ。もし万が一孤独死をしたとしても、24時間以内に発見することができるか? ここでポイントだ。
孤独死は嫌だ。万が一孤独死をしていたとしても直ぐに発見してあげたい。
その為には、ご近所でのさりげない見守りが必要だ。その意識と行動が必要になる。
ここを『支え合い』そう呼んでいる。そして、今チャレンジをしているのは、そこから一歩踏み込んで生活支援を行うチームの養成。遠隔での見守りを行いつつ、ご本人の生命エネルギーを遠隔で看護るコトができる体制つくりだ。
質問者には、そのようなお話をさせて頂きました。
納得をして頂き、私にできる事があったら仰ってください。そう言い、賛助会員になって頂きました。
ありがとうございます。(事務局 鷹尾)
