住まい

 皆さんは、どこで・誰と生活をしたいですか?
皆さんは、人生の最終盤、どこで・誰と生活をしていたいですか?

 この問いは、先日参加をさせて頂いた勉強会で頂いた質問でした。
「しめ活」という志免町の方々と活動した終活講座の際にこの質問を頂いたことがあったので、個人的な考えをすぐお話することができました。

 皆さんは、どの様な構想をお持ちですか?

 今から約10年前、田中滋先生の話を伺ったことがあります。田中滋先生は、国の地域包括ケアシステム深耕に向けて貢献をされてきている方です。開口一番、こう言われました。
『私は、1人で死ぬ覚悟ができています』
いきなり何を仰るのだろうと思いましたが、これからの時代を考察すると、そういう覚悟を決めておかねばならないんだと認識させられました。

 しかしそれに抵抗したい。
やはり、1人で死なせることはさせたくない。そう思います。
従兄や恩のある叔父さん、そして恩人の3人を1人で亡くなるという体験をしました。もうこれ以上は結構です。

 それを少しでも防ぎ、安心して暮らして頂く1つの方法としては、共同住宅だと考えています。それも多世代の共同住宅。

 今日、こういう共同住宅を研究するチームの結成に向けた会合があります。
ワクワクしています。