2024年7月20日(土)、今年度に入り5回目の助成が決定しました。
◉助成団体 NPO法人咲良 理事長 南里泰子さん
◉助成金額 100,000円。
NPO法人咲良さんから2024年6月20日に助成申請を正式に頂きました。
実は、このご相談、昨年から何度となく頂き、法人としてどう運営をすべきか?等について話し合いをしてきました。何度も.. 何度も.. その結果を受けての6月20日です。
7月4日、助成検討委員会を開催します。
以下に書いている内容を委員の皆さまにお話しを行い、来年度から自立運営を行う為に私たちNPO法人志免地域支え合い互助基金として助成以外に何ができるか?について話し合いました。
その中で、初の保留となり、再度、2024年度の事業収支計画の細かい資料を説明して頂き、提出して頂く事になります。
そして7月20日、助成了承となりました。
NPO法人咲良さんは、志免清龍隊を長年運営してきた方々が役員・社員として運営をしている団体です。
事の発端は、志免清龍隊を引っ張ってきたメンバーが還暦を迎えるようになる中、志免清龍隊の活動を継続させ、今までの経験をどの様にして社会に還元するのか?また、還暦を迎え、歳を重ねても元氣に社会活動ができる仕組みをどう創るか?等の話から、任意団体では継続が難しいと判断し、法人格を取得して行う事を選択されたようです。
長く続いている博多山笠は、子供山笠を含め老若男女が関わり行うお祭りです。かきてが足りなければ他地域からでも伝統あるこの祭りに参加することもできるという何とも懐の大きな祭りです。
『この祭りを行う意義と継続』を主眼に置いているからこそ時代の変化に対応し、今も隆盛ある祭りとして継承されていると思っています。
志免清龍隊は、ヨサコイを行うボランティア任意団体。人間形成を主眼に置き、縦横斜めの社会勉強をヨサコイを通じて行い、年配者が年少者を助け、年少者が年配者を敬うことができる人間集団に成長しているのだと思っています。
20数年続く、4歳~64歳までが集うこの活動は、これからの地域社会つくりに於いて、とても参考になるのだと思います。
今後は、町内会や文化協会もそうですが、老若男女が関わる集団をどうやって数多く創るか?が一つのカギではないでしょうか?
何かに偏っている.. これでは行き詰ります。
高齢者だけ.. 若い人だけ.. で、社会として継続するのか..
今回の、NPO法人咲良さんのチャレンジは、今後の志免社会にとっても注目すべき一石になるのだろうと考えています。
