2025年3月5日(水)の18時30分~20時まで、「まちの保健室・事業者ネットワーク志免 実行委員会」の第5回定例会が開催されました。
この会は、医療や介護等に於いて、事が大きくなる前の段階で「相談」ができ、「相談」を受け、自助や互助、共助でその解決に向けた動きをする仕組みを創り出そうとしている団体です。
人口減少する社会の中、公助を担う志免町役場でも、今後は職員さんの人数が減っていきます。その中、どの様な体制や仕組みで、この町に発生する様々な問題や課題を解決していくか?それについて志免町住民みんなで考え、それぞれが出来る役割を行う必要があると思います。
そこで今回、内島陽子さんという看護師さんが立ち上がり、この仕組みを創造する為に動き出しました。
「相談」は予防であり、事を小さな時に解決していく為に必要な信頼関係です。
こういう行動変容が生まれてくる社会に志免町を成す。そういう志です。
自助・互助・共助で相談~コーディネートを行い、公助に負担をかけないようにする。
もうどうしても公助に頼らねばならぬ時には公助にも相談し、共に解決に向けて歩んで頂きますが、出来る限り、共助までの間に解決できるようにしたい。これが内島さんの志です。
その志に感銘を受けた仲間が集い、この実行委員会ができました。
4月より、別府3町内会の藤田洋子会長のご理解とご尽力のお陰で、実行委員会と連携をさせて頂き、Doタンクとしてのモデル現場を持たせて頂く事になりました。
食を軸とした集い場に保健室がある。という内容です。
この現場を通じ様々な事を体験させて頂こうと計画しています。
『相談』についてのスキル。『情報共有』に関するスキル。『コーディネート』に関するスキルを把握し、これにまつわる様々な運営要素を把握していきます。そして準備をしっかり行い、志免町の多くの場所で、『集い場+保健室』を開催し、多くの『認定コーディネーター』を養成・輩出していきたいと構想しています。
アナログだけでは『相談~コーディネート』を行う環境としては不十分だと考えていますので、デジタルも併用し、ハイブリットの体制を創り込みたいと構想しています。
昨日の定例会では、これからチームとして動く上で、また相談~コーディネートを極めていく上で必要になると想う資料を観ながら意識を揃えていく事も行いました。
◉志免町まちの魅力推進課さんが主催したセミナーで使用されたアンコンシャス・バイアス
◉逗子市長であった平井竜一さんが取り組んでいたコーディネーターの必要性と役割
◉月野直美さん指導の感性論哲学『異和感』について
DoタンクとThinkタンクの両輪で小さく経験し、徐々に町全体に波及させていく予定です。
興味のある皆さま、ご一緒しませんか?
