2025年6月29日(日)の10時~13時まで、防災Eatプロジェクト主催の防災食講座実践編『災害時の減塩調理について』が開催されました。
今回は、社会医療法人栄光会さんの医療介護施設かめやま本館1階にある研修室と調理室を使用し、約20名の方が参加をされ開催されています。
まず、事務局より挨拶をさせて頂いた後、栄養コンサルティングA-yosi代表の伊藤博和さん(管理栄養士)から『いざという時どう動くか? ~おうちが片づく事前準備~』と題したお話や塩分の話があった後、防災Eatプロジェクトの江副代表より、この日つくる減塩メニューについての説明がありました。
今回調理するのは以下になります。
1. ポリ袋ごはん
2. 水耕栽培野菜のビビンバ(災害直後冷蔵庫にあるものを活用したレシピ)
3. 減塩鯖缶のトマト煮
4. 春雨サラダ
5. 乾パンきなこクリームサンド

約1時間で20名分が出来上がり、伊藤さんの落語を聴きながら食します。
これが何と美味しいのなんの!(^^)! そしてまた、伊藤さんの落語が腕を上げていました(^^♪

災害が起きた場合、避難地で炊き出しや配食をして下さいます。
その際、持病のため塩分を控えないといけない方が塩分をとりすぎる傾向にあるそうで、その結果として病気が進行し、重病になっていくというお話を聴かせて頂きました。
被災地での栄養補給やアレルギー、塩分調整.. これはとても難しく、日頃から情報を得つつ、こういう場合に食事をどう行うか?について考え準備をしておく必要があると想いました。
その事を、東日本大震災の時に意識した江副代表が古高副代表にお話しし、互いに意識共有が出来た為、この様な講座+実践の場を開催し続けて頂いています。

今後も継続されるこの講座+実践の場。
江副代表、古高副代表の想いとしては、この場が各町内会でも行われ、いざという時に助け合う関係者のなかで共有される事です。この場が地域の細部で開催され、各地域で自分のものになるまで継続して欲しい! そう願っています。

江副代表、古高副代表、ありがとうございました。