2025年5月21日(水)の10時より、別府3公民館にて、「まちの保健室・事業者ネットワーク志免 実行委員会」と別府3町内会で暮らす町民の方々の間で行う【協働モデル事業】を開催します。
2021年度のコロナ渦の際、別府3町内会の有志の方で結成されたべふ3福祉のまちづくりプロジェクト。きっかけは、コロナ渦により、別府3町内会にお住いの方の生きる力が下がっているのではないか?という懸念でした。
そこで、NPO法人志免地域支え合い互助基金のコーディネート事業と連携し、「生きる力支援推進会議」を年間の事業として開催しました。
別府3町内会で生きる力が落ちているのではないか?と心配する人の情報が町内会長のところに入った際、会長からNPO法人志免地域支え合い互助基金の事務局に連絡が入り、生きる力支援推進会議を招集するという内容です。その会議は、基金事務局が、町内会長から入る相談の内容を受け、アドバイスを下さる必要専門職の方に交通費をお支払いし、その会議の席で必要なアドバイスをして頂き、住民の皆さんと協働をして頂くというものでした。
住民の方としては、緊急時であれば住民同士で直ぐに対応はあるのですが、生きる力が落ちてきているのではないか?と心配している方に対しては、もし余計なお世話になると今後の関係性に影響が出る為、ここは専門職の方と協働し、三角関係を創った中で、未然に予防するようにしたいという考えでした。
今回、この時から4年の月日が経ちましたが、いよいよ開始します。
要支援・要介護にならない予防体制を、住民と専門職の協働が、どの様に構築していけばできるのか?
私達の仮説としては、相談=予防という概念の上で、事業者ネットワークで形成する集い場を各コミュニティに持っていき、その集い場で体験する楽しい関係性のなかで相談がうまれ、未然に予防ができるのではないか?になります。
今日から始まるモデル事業を行う中で、相談=予防が出来るのか? 事業者ネットワークが形成できるのか? その両輪がかみ合うのか? 確認しながら良き方向を模索して行きます。
