2025年7月16日(水)の18時30分より、医療介護施設かめやま 本館1階に於いて「志免町民の生活支援を考える会 第9回定例会」を開催致しました。
今回は、14名の方が参加され、「自助」をテーマに対話タイムを行いました。以下、開催内容をご報告いたします。
1. 現状共有
①志免町民の生活支援を考える会
『食』を通じた多世代交流 ~コンパッションタウン志免を目指して~ の開催が決定!
②志免の保健室・事業者ネットワーク志免 実行委員会
別府3町内会シニアクラブ「SUN3クラブ」とのモデル事業が9月より開始。
③暮らし方ラボ・しめ
住み替えニーズの調査を行い、住替え物件つくりを行う為、モデル事業を桜丘1町内会さんと実施をする計画中。
④より添いサポート 「お元氣訪問」から
訪問している5名のうち1名に対し、遠隔見守りの実験をさせて頂くお願いをする。
2. 対話タイム
◉7月度のテーマは「自助」について
いま、皆さんは「自助」をどう考えていますか?
自分が健康である時の自助とは? 人からの介助が必要になった時の自助とは?
自分の心身の変化により自助の意味は変わるでしょうか?
冒頭、この時間に出席が叶わぬようになった6名の方から事前に頂いた『私の自助とは』をお話させて頂きました。次に、4名の方の自助・互助・共助・公助に関するA4×1枚の文章をA3に拡大してお渡しし、それを読ませて頂きました。その後、私の自助は?と題して各人をご指名させて頂き話を展開していきます。

『私の自助は、自分で自分の機嫌をとること。自分の想いに沿った選択を重ね、自分が自分を大切にすることで氣持ちに余裕がうまれ、周囲の人にも余裕をもって接する事ができるようになると考えています。ひいてはそれが、互助・共助につながっていくのではないでしょうか?』
というお考えの自助から話は展開していきます。その後、被災を想定した際の自助に話が展開。互近所(ゴキンジョ)・向こう三軒両隣の助け合いに話が展開します。

そして話をもう一度、『自分を大切にする』という話に戻し、【幼い頃に高齢者との触れ合いや自らの健康について】の話へと展開します。この両方、いづれも自分1人では出来なく、多世代家族や仲間というコミュニティに属し、愛を受けているかどうか、仲間として受け入れられているかどうか.. という話になります。
そして最後に、K先生が『私が受け持つ最近の大学生は、自分を愛すること、自分を大切にすること』が出来なくて悩んでいる子供達が多い。なぜそうなのか.. と、コンパッションタウン志免を目指す私達に貴重な示唆を与えて頂きました。

次回第10回定例会は、記念回として、『セルフ・コンパッション』について学び、話し合っていきたいと思います。
ここに当会の存在意義があり、ここは当会が取り組むテーマだと想います。
皆さん、ありがとうございます。





