
- 志免地域支え合い互助基金が設立された理由
- 設立メンバーが感じていた地域課題
- 互助基金が目指す志免町の未来

こんにちは。互助基金ITアドバイザーの吉村です。
今回は設立当初から活動に関わる皆さんに、互助基金の原点についてお話を伺いました。
互助基金は現在、
・助成事業
・コーディネート事業
・広報啓発事業
を中心に活動しています。
地域の様々な支え合い活動を応援し、人と人をつなぐ役割を担っています。
しかし、その始まりには超高齢社会への危機感や、「制度だけでは支えきれない人が増えていくのではないか」という強い問題意識がありました。
なぜ志免町に互助基金が必要だったのか

まず最初にお聞きしたいのですが、なぜ互助基金を立ち上げようと思われたのでしょうか?

理学療法士として働く中で、高齢化や家族機能の低下を強く感じていました。
津波が来るとわかっているのに何もしないのか、という思いがありました。

民生委員として、一人暮らしや身寄りのない高齢者が増えていることを実感していました。
行政だけでは届かない部分に何かできないかと思ったんです。

父がホスピスで幸せな最期を迎えた経験がありました。
その看取り文化を地域全体に広げたいと思ったんです。
まち全体をホスピス病棟のように支え合える地域にしたいと思いました。

皆さんのお話から、『困った人を助けたい』という思いだけではなく、『これから確実に訪れる地域課題に備えたい』という危機感が、互助基金設立の原動力だったことがわかりました。
設立メンバーの職業や立場は異なります。
しかし、
・高齢化
・孤立
・家族機能の低下
という地域課題に向き合っていたことは共通していました。
制度の隙間にいる人を支えたい

互助基金が必要だと感じた理由は何だったのでしょうか?

ケアマネジャーとして、介護保険だけでは支えられない方をたくさん見てきました。

困っている人を助けたい。その気持ちが一番大きかったですね。

要支援1・2の方や、身寄りのない高齢者など、制度だけでは十分に支えられない方々がいました。

互助基金は、『制度の隙間を埋める仕組み』として誕生したんですね。
介護保険や行政サービスは重要な制度です。
しかし、
・要支援1・2の方
・身寄りのない高齢者
・退院後に生活支援が必要な方
など、制度だけでは十分に支えきれない課題があります。
互助基金は、そのような「制度の隙間」を地域の力で支える仕組みとして生まれました。
設立当初に直面した課題と苦労

立ち上げ当初に苦労したことはありますか?

正直、たくさんありました。
お節介とか出しゃばりと思われることもありました。

考え方を共有するのに時間もかかりました。

経験不足もありましたが、できることから始めました。

理解されない苦しさがあっても、『地域に必要な活動』という信念で続けてこられたんですね。
現在の互助基金の活動

現在の活動について教えてください。

助成事業・コーディネート事業・広報啓発事業の3本柱で活動しています。

近年は人と人をつなぐコーディネート事業の重要性が高まっています。

防災と地域のつながりを考える活動も行っています。

単なる助成金団体ではなく、人と人をつなぐプラットフォームになっているんですね。
互助基金は単に助成金を交付するだけではありません。
地域で活動する団体への助成、人と人をつなぐコーディネート、そして支え合いの大切さを伝える広報啓発活動を通じて、地域全体の支え合いを育てています。
近年では、支え合い新聞社や防災に関する取り組みなど、多世代をつなぐ活動にも力を入れています。
この活動を知らない方への一言

最後に、この活動をまだ知らない方へメッセージをお願いします。

情けは人のためならず。
自分のためと思って関わってみてください。
動くことが難しければ、資金面での支援だけでも十分です。
関わっていたら、きっと楽しいですよ。

言葉より、一緒にやりましょう。それだけです。

未来の話は暗いことが多い。
でも、どうせ迎えるこれからなら、一人で悩まず一緒に向き合いましょう。

問題意識や課題意識を持っているなら、一人で解決しようとしないでください。
同じ志を持つ仲間がここにはたくさんいます。
何か解決したい、この問題にぶち当たってみたいという思いがある人は、ぜひここに飛び込んできてください。
一緒に悩みましょう。一緒に体当たりしてみましょう。

一人で悩みを抱えず、頼れる場所がここにあります。
ボランティアでも資格がなくても、自分のためにという気持ちで飛び込んでみてください。
やったことは必ず自分に返ってきます。

ボランティアに関わりたいと思っている人は、きっとたくさんいる。
できることはいっぱいあるし、できる場もここにある。
町をつなぐ役割を担う場が、ここにあることを知ってほしい。

今回お話を伺って感じたのは、互助基金は「お金を助成する団体」ではなく、「人と人をつなぐ場」だということです。
誰かの困りごとを一緒に考え、できる人ができる形で支え合う。
その積み重ねが、今の互助基金をつくり、志免町の支え合いの輪を広げてきました。
「一人で抱え込まないこと」
それが、今回のインタビューで皆さんから共通して伝わってきたメッセージでした。
もし地域のために何かしたい、自分にもできることがあるかもしれないと思ったら、ぜひ一度互助基金の活動をのぞいてみてください。
支える人も、支えられる人も、みんなが安心して暮らせる志免町へ。
その未来は、私たち一人ひとりの小さな一歩から始まるのかもしれません。
あなたも支え合いの輪に参加しませんか?
互助基金は、
・寄付
・賛助会員
など、さまざまな形で関わることができます。
「自分にできることから始めてみたい」
そんな方は、ぜひ互助基金の活動をご覧ください。
▶ 寄付・賛助会員のご案内
志免町の支え合いは、多くの人の想いによって育まれてきました。
このヒストリーを通して、互助基金の活動や想いを少しでも身近に感じていただければ幸いです。
今回登場したメンバー
・シモさん(事務局長)
・よーこさん(副理事長)
・べふのアキラさん(理事)
・ノーサイドのアキラ君(事務局)
・馬力のタカさん(事務局)
・永遠のユウコさん(事務局)
互助基金は、多くの仲間の想いによって支えられています。



