最近の出来事から

 2026年度に入り6月も半ばを過ぎました。もう少しで4半期が終わります。
4月からいろんな事がありました。今日は、今後に向けてエネルギーをチャージする意味で、この2ヶ月半を振りかえってみます。

 この2ヶ月半のなかで最も感じたことは、速く、多くのコンパッションコ・ミュニティと繋がらんといかん!という事です。その為には、こちら側でコンパッション・コミュニティの方々と繋がる旗を立てんといかん!

 昨年から『寄り添いサポート』というチームを結成し「お元氣訪問」を行っています。現在も継続中で、タイプの違う4名の方のところを訪問しています。
属性としては、・身寄りのいない1人暮らしの高齢者 ・老老介護世帯 ・認知症で1人暮らしの高齢者 ・高齢の母と娘世帯 です。

 きっかけは、2024年に行った「退院支援から生活支援を考える」のシンポジウムを開催する際、民生委員の方、メディカルソーシャルワーカーの方、ケアマネさんからアンケートを取らせて頂き、その実態がわかったことでした。

 その実態とは、民生委員の方々やケアマネの方々が、家族の代わりに家族が行うようなことをボランティアで行っている.. という驚く内容でした。またメディカルソーシャルワーカーも、退院して1人で暮らすことに不安を持つ患者さんに対しては、ケアマネさんや民生委員の方を頼る傾向にあることです。その負担が如何ばかりか.. その部分をケアマネさんの代わりに受け取り、この部分を社会化することを念頭に体験し、この問題をどう解決していくか?の方策を考える為にお元氣訪問を開始しました。

 開始して1年3ヶ月。
ここでは伝えきれないくらいの課題があると実感しています。いろんな問題が絡み合っている為、その辺りを紐解き、何を・どこから・どう始めて行けば良いか?を整理するのに時間がかかりました。
そして昨日、ようやく今から始める動きの整理が終わり、仲間とのミーティングを終え、今後の段取りに少し目途が付いてきた状況です。

 1人暮らしの高齢者が増える。その方の不安に日常誰が寄り添うか?そして、生活支援を誰が行うか?大きな課題です。しかし、この大きな山に真正面から挑みます。たとえ打ちひしがれようとも何度も挑みます。もしかしたら、私達の体力が続かないかもしれませんが、諦めずに何度も挑みます。

 お元氣訪問を通じ、昨日、印象的な体験をさせて頂きました。
身寄りのいない1人暮らしの高齢者の方とお話をしてきて「この方の生き方を社会に紹介したい!そして、この方が生きた証を社会に残して差し上げたい!」と想い、事務局が担当するあるコラムのモデルとして取材をさせて頂きました。タイトルは「孤独を生きる」です。
 昨日、完成したコラムが掲載されている冊子をその方のお宅に届け、ベッドで寝ているその方に向けて朗読をさせて頂きました。
その内容は、病院から退院をする際この方が選んだ道は、最愛の奥様との思い出がたくさん詰まった家で野垂れ〇にしようが帰る。というものでした。専門職が施設や老人ホームを勧めるなかでの決断に、事務局は惹かれました。まさに、愛ある生命燃焼をしようとする素晴らしい人間の姿を観たからでした。

 「最愛の奥様との思い出が詰まった..」という文章のくだりを読んでいた時です。
一筋の涙が頬をつたいます。そして「〇〇さん、ここに生きた証を書いた冊子を置いて帰ります」と伝えた時、またもや一筋の涙が頬を伝うのでした。
そして「皆さんに感謝しています」と首を垂れるその姿勢に、亡き下稲葉康之師匠が仰った「人は最後の最期まで成長するのです」という言葉を思い出しました。

 このお元氣訪問は、この日本社会に「愛」を取り戻すと確信しています。
だからこそ、社会で行うべき価値のある仕事だと確信しています。
人が愛に生き、愛により成長し、愛をもって魂を成長させる。ここに、人として生まれてきた最大の価値があるのではないでしょうか?

 大きな山ですが、何度も挑みます!
その理由はここにあるのです。

 これから つながる手 ~志免のまちで~を聴いて、また仕事に取り掛かります。