2024年12月4日(水)、ヤフーニュースから、さわやか福祉財団前会長であった堀田力さんがお亡くなりになったというニュースが飛び込んできました。
福岡県は志免町の地より、ご冥福をお祈りいたします。
堀田さんとの出会いは、今から遡る事7年。
さわやか福祉財団の阿部かおりさんが仲介をして下さり、NPO法人志免地域支え合い互助基金の前理事長である故・下稲葉康之さんとお会いさせて頂いた時でした。
そして2022年9月2日。
その下稲葉康之前理事長が亡くなって1年後の命日に、事務局である鷹尾をさわやか福祉財団主催の「いきがい・助け合いサミットin東京」に呼んで下さり、分科会26にてご一緒させて頂きました。
その時の事前打ち合わせの際や分科会の時に「こうして医療法人が軸となりこれからの街づくりをしている地域があるということがわかり希望を持つことができました」というような趣旨のお話をして頂いたことを覚えています。
この場も、阿部かおりさんが尽力して下さり実現しました。
私としては、下稲葉先生の1周忌の命日に、先生が尊敬をしていた堀田力さんと同じ舞台に立ち、街づくりについてお話をさせて頂いた事に、不思議なご縁を感じると共にとても名誉な機会、時間、出会いを頂きました。
一期一会
という言葉があります。
人は必ず死にます。だからこそどう生きるか?今という時間をどう生きるか?が大事です。
下稲葉先生が私に問いました。
「鷹尾さん、幸せの意味がわかりますか?」
その問いを自らに問い続けてから20数年。
下稲葉かおりさんから死生観を学んだ時でした。
「今という時間がある。その今に感謝すると共に幸せだと心から思える。それは命には時間という限りがあるからだ」
に気が付きました。
あの時、もし.. を想像すると、全てに感謝です。連続した今という時間に感謝です。
あの時という今がなければ、堀田さんと出会っていなかった。
堀田力さん、ありがとうございました。激励のお言葉を忘れず、地域の皆さまと対話を重ねながら、これからも邁進していきます。そして、阿部かおりさん、本当にありがとうございました。阿部さんがいなければ出会いはありませんでした。衷心より感謝申し上げます。(鷹尾拝)