助成検討委員会

 2024年度は、ありがたい事に7団体の方から助成申請を頂きました。
この場をお借りしまして、御礼を申し上げます。

 『互助基金さんは、どんな団体事業に助成をしているの?』
 『互助基金さんは、助成申請があればどんな団体にも助成するのでしょう?』
 『互助基金さんの助成はブレブレよね』

というお声も頂戴しているなか、今年度も1案件1案件協議を重ね、可否を決めてきました。

 今年度は現在のところ、助成申請を頂いた団体のなか、5団体に助成をさせて頂いています。また1団体は保留。1団体は否決。という意思を表明させて頂きました。

 2018年の6月に福岡県から認証を頂き、7月から活動を開始したNPO法人志免地域支え合い互助基金。この法人を運営するのは、こういう事業を初めて行う者同士でして、その方々が心意氣で始めました。
2018年度は、志免西地区で事業を開始し、助成について勉強しながらの半年間でした。
2019年度は、志免町全体にその存在を知って頂くために各種活動を開始。4件の助成申請を頂き助成をさせて頂きました。特に、認知症の方をイメージした活動『優しい声かけ訓練』への助成は、これからの時代に向けた地域つくりに必要な多世代で取り組む訓練でした。この点を線とし、面とする為に、2020年の2月22日にその報告会を行う予定でしたが、その数日前に福岡市で新型コロナ感染者が出現したとのことで延期となりました。約150名くらいの方が参加されると想像していたので、とても残念な結果となります。
それからはコロナ渦が続きます。
そして今年度。
2018年度に作成した助成規定を踏襲しながらの助成要綱であった為、冒頭に記したご意見を賜る事が出てきたと判断し、ここで要綱等を見直す必要があると委員の皆さまと共有をさせて頂きました。

 コトは、小事で解決す。決して大事に持ち込まず。

 今年度、助成に対する様々なコトを見つめ直し、1つ1つを再度創り直す方向で検討を始めています。主に、助成委員会に於いて協議を始めているところです。

 日々進化する為には、日々見直すことが必要。
志免町になくてはならない基金となるには、日々見直す意思が必要であり、積極的にアドバイスを求め、改善する意志がなくてはなりません。それが出来る体制を、広報委員会を中心に創り、日々進化する法人を目指して歩みます。

 今後とも、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い致します。