2024年3月24日(日)の10時から、宇美商業高校にて防災eatプロジェクト 炊き出し体験会が開催されました。
宇美商業高校が避難場所との設定です。高校生の皆さんが被災者としての役を担って下さり、受講者の皆さんは、被災者役の高校生たちにお声かけを行いながらいろんなコトに氣づいて頂く場となりました。
今回の炊き出し体験は、防災eatプロジェクトの代表である江副貴子さんが同級生のチーム田中屋の田中清昭代表に相談をし、お願いをして下さり、そういう趣旨なら..と請けて下さったお陰で実現しています。
当初は志免町で行う予定でしたが、会場の都合がつかず、田中さんが宇美商業の山本校長に相談をして下さり、山本校長がそういう趣旨なら..と心意氣で受け止めて下さった心の繋がりのお陰でもあります。
雨が降りしきるなか、幸いにも宇美商業高校さんにはピロティがあり、そこで炊き出しが行えたのでいろんなメニューをお出しするコトが出来ました。チーム田中屋の皆さんが炊き出し準備から炊き出し、後片付けと行って下さいます。
そして、その炊き出しに必要な具材等は「お肉の田中屋」さん。
お皿等を志免町の「はたもと商店」さん。
コーンや誘導灯を「相良建設工業」さん。
のぼり等を「裕英うどん」さん。
ガス等を「原プロパン瓦斯」さん。
焼きたてのパン100袋を「コッペリアの小柳」さん。
鶏めしおにぎり100パックを「ダイショク」さん。
等々がボランティアとしてご協力をして頂いたお陰でやり遂げる事ができました。
そしてそして、当日のスケジュール等々の準備や司会進行、広報等を防災eatプロジェクト副代表である「ミコー薬局の古高優子代表」が行って下さり、滞りなく開催出来ました(^^)/
会の途中、代表の江副さんが言った、心中から漏れるひと言が印象的でした。
『人が困っている時にその困っている事を解決するのに、自分1人の力は微々たるもの。こういう人の繋がりがあってこその被災地支援ですね。人と人が繋がる。それも心と心の信頼関係で繋がる。今回、そのコトを沢山まなびました。』
ほんと、そうですね。
体験会が始まる1時間30分前、熊本は人吉から田中清昭さんを訪ねて被災地支援を行う方がお見えになりました。その際、江副さんと2人で被災地の事について伺ったコトがとても印象に残ります。
『被災地では便秘の方が増えてきます。すると身体にいろんな異常をきたす事になってくる。それがとても大きな問題です。そして、もう1つ。被災地では、小学校5年生くらいの子ども達、中学生・高校生・大学生等の学生さんが活躍をされるそうです。力仕事や情報の伝達や発信。見守りに声かけ。笑わしたり、勇氣づけたり、マッサージをしたり.. いろんな役割を引き受け、皆の為に動いてくださいます』
という話を伺いました。
この話を伺い、なぜか腹に落ちるモノがありました。
やはり、いろんな人がいて、いろんな違いがって、その違いを受け入れ合う関係性が社会。
という事を、被災地を経験された方が教えて下さいましたし、防災eatプロジェクトが教えて下さった様に感じました。
今後も引き続き、この活動を支援していきたい(^^)/ (事務局 鷹尾)