弊法人が2019年度に助成をさせて頂いた「福岡志免ボーイズ」さん。
中学生が硬式野球の野球道を通じて自己鍛錬する場です。
志免町で暮らす大人達が、多感でエネルギーみなぎる中学生に硬式野球の場を提供し、そこに青春のエネルギーを体当たりで注ぎ込み、その中から自己鍛錬をしていくことへのサポートを昭和の時代から行っている団体です。
その福岡志免ボーイズさんが、この春から日本初のチャレンジをすることになったとの話を聞きつけ、2024年2月23日(金)の18時30分から須恵町のアザレアホールで行われる説明会に参加をさせて頂きました。
そのチャレンジとは、選手ファーストの視点にたった「育成ユニット(上級生・下級生で構成される2チーム制)」を立ち上げるという事でした。そのクラブ名が『須恵ライオンズクラブ』です。
このクラブは、中学生硬式野球を通じて多面的な育成を目的に、2024年4月より須恵町を拠点とし、須恵町後援のもと活動を開始するそうです。日本少年野球連盟福岡県南支部に所属する福岡志免ボーイズさんと須恵ボーイズさんで構成されたクラブになります。
この背景にあるのは、少年野球人口の減少やチームを取り巻く環境が変化していることだったそうです。
このマイナス面と受け止めれることを、目的遂行のためプラスに変えるべく柔軟に思考されます。
この局面を本来あるべき方向に軌道を敷き直す為に大切な要素は、
①チーム内競争ができること
②多くの子ども達が実戦で経験を積むことができる環境をつくること
であり、そのことが個々の成長へ繋がる!
そう信じてこのユニット体制を考案し、いざ出陣!となったようです。
素晴らしいチャレンジに拍手喝采!!
福岡志免ボーイズの代表を務めている寺田さんがこのクラブの副会長へ。
福岡志免ボーイズの監督を務めている近藤さんがこのクラブの総監督に就任される予定とのこと。
基金としては、中学生の硬式野球に情熱を注がれた志免町の先人達の想いや理念をしっかり引き継ぎ、そのあるべき姿を追求する中、時代の変化をうまく活用して転換するる現志免町の指導者に敬意を表すると共に、このチャレンジを応援したいと思います。
いつの時代もその流れに一喜一憂せず、先人からの想いや教え、理念をしっかり胸で確認し、腹を決め、その時代を活かした方法を柔軟に発想し道を創るチャレンジをする。
その事は生きていく上で大切なことです。個人に置き換えたら皆さんが行っているチャレンジだと思います。それが団体になるとそう容易くできるわけではありません。
ではなぜ今回できたのか?
それは情熱だと思います。その情熱があるからこそ困難の壁を乗り越えたのだろうと思ってやみません。
皆さま、このチャレンジに、あたたかいお氣持ちとご支援をお願い致します(事務局 鷹尾)