令和6年3月24日(日)の10時から、宇美商業高校に於いて、防災Eatプロジェクト主催の「炊き出し体験」が行われます。
当プロジェクトについては、2022年度に助成申請を頂きました。
その目的や活動内容がいまの志免町には大事な視点である。と、助成検討委員会のメンバーさんや理事の皆さまが判断したことから、助成申請額に上乗せした金額で助成決定となったプロジェクトです。
助成検討委員の皆さまからは、志免町全域にこのプロジェクトが根付くように頑張って欲しいと言ったご意見を頂き、その方向でプロジェクトメンバーの方々が2年がかりで活動を行って下さいました。
助成申請を頂いた活動としては今回が最終回。
最後は炊き出し訓練と言いますか、体験と言いますか、志免町が被災地になった場合を想定し、その時、屋外にてどう物資を集め、調理し、栄養を補給していくか..について体験して頂く場を設ける予定を遂に実行されます。
令和6年元旦、能登半島に於きまして大地震が起き多くの方が犠牲になる他、今なお断水状態の地域が多数あるような状況となっている中、これは他人ごとではない!という意識が多くの志免町住民の方々の心にあるのだと思うなか、当プロジェクトの最終回のタイミングが合い体験する事ができます。
現在、多くの方々から参加申し込みを頂いているようです。
災害が来ないことが一番望ましいのですが、この地球上で生活する者としては、こればかりはどうにもできないし、避ける事も出来ない。
ただできる事は、日頃からこうした体験や訓練を通じて未然に防ぐや被害を最小限にとどめる事は出来るかもしれない。そこには『支え合う』というその軸が基本線にないと成り立たない。
その精神を養う上でこの体験は貴重な場だと感じています。
今回、この体験を企画・運営して下さった『防災Eatプロジェクト』代表の江副さん。『チーム田中屋』代表の田中さん。この同級生コンビがタッグを組み、この町を防災という視点から『助け合う』文化つくりを行って下さっています。
それを、後輩であるミコー薬局の古高優子さんが広報の役割でサポートし、見事に各世代の方々に伝えているこういう関係性が素晴らしい!と、感動している2023年度末です。
素晴らしい活動に助成をさせて頂いた事に、NPO法人志免地域支え合い互助基金へ会費や寄付として助成原資をお預け下さった方々に嬉しい報告ができます。
当日は、事務局も参加し、後日、皆さま方にレポートとしてブログに掲載できるよう取材をしてきたいと思います。(事務局 鷹尾)