助成に対する考え方をお伝えします。

 昨日、助成をさせて頂く先を募集しています!という投稿をさせて頂きました。その投稿を観て頂いた『小森弘美さま』・『三宅英明さま』・『吉村和也さま』が、その投稿をシェアして下さいました。小森さま・三宅さま・吉村さま、ありがとうございます。この場を借りまして、御礼を申し上げます。

 そこで、弊法人が助成に対し、どの様な考え方を持っているか?について、きちんと投稿をさせて頂いた方が良いと想い、今日はそのコトについて記載をさせて頂きます。NPO法人志免地域支え合い互助基金が助成を決定させて頂くプロセスに沿って説明をさせて頂きます。

 まず助成相談を事務局の方に頂きます。事務局としては、まずその動機と想いを重視しています。なぜその活動なのか?なぜその活動をしたい!する!と決意・覚悟されたのか?

ご相談を頂いた方の真意を確認させて頂きます。場合によってはそこにたっぷり時間をかける場合もありますし、即・感・動の場合もあります。

 次に、その相談内容が志免町内での支え合い活動になるのか?また、結びつくか?意識変容・行動変容に結びつくか)をイメージし、考察をします。ここも時間をかける内容もあれば、即決する内容もあります。

 そして、事務局のなかで納得がいけば合同委員会の席で役員さんにお話をし、理事長の指示により助成検討委員会を招集させて頂きます。その前に、助成委員会の席で、今現在頂いている相談についてはご報告をさせて頂いてはいます。

 申請者と助成検討委員さん5名と理事3名、事務局が参加をする助成検討委員会の日程が決まれば、申請者の方と事務局の方で助成申請書の記載や団体の紹介を行うパワポつくりを行います。

 助成検討委員会当日は、まず事務局から助成申請内容・団体紹介を行います。そして、団体代表者の方に熱を入れて活動への想いをお話しいただきます。その後、代表者が退席した後、委員の方や役員さんと話し合いながら助成をさせて頂くか?否か? 助成をさせて頂くとして金額はいくらにするか?(※助成申請金額と同じ金額の場合、助成申請金額を下回る場合、助成申請金額を上回る場合があります)について話し合いをし、決定します。

 その際の判断基準は、①住民生活にとって必要な支え合い内容であるか? ②その活動内容が、営利事業か非営利事業か? ③非営利事業の場合、起ち上げ資金、運転資金等、町や社協では助成できない状況の内容であるか? ④直ちに必要な資金であるか? ⑤継続性のある活動内容であるか? そして最も大切にしているのは、代表者の動機や想い、何をどう描いているかです。

 助成金は、返して頂かないお金です。志免町の皆さまからお預かりしたお金を、その方に託します。その託す相手から担保等は頂きません。その方の動機や想い、構想に期待を込めて助成させて頂くわけです。

 余計な書類やモノは必要ありません。その方の動機と想い、ビジョン、それこそに助成をすると言っても過言ではありません。そういう想いの方を応援したい! 動機と想いがある方に立ち上がって頂きたい! その心です。お金を預けて頂いた皆さまには、基金側が説明をさせて頂き、その想いや行動を伝えさせて頂きます。

 ぜひこの町を愛し、この町のために、この町で暮らす人々のお役に立ちたい!と心を奮わせている方は、どうぞ、どうぞ、ご連絡を頂き、その熱い想いをお聞かせください。

 お待ちしています!(事務局 鷹尾)