多職種ネットワークの必要性

 とある町内会会長さんとの会話。

『生活支援等、互助の担い手と期待されている町内会ですが、コロナも5類になり以前に増して進んでいますか?』

【私たちだけでは難しい。住民の方々に話をするが、よし!やろう! そういうわけにはなかなかいかない。専門職の方々に引っ張って貰わないと推進力がつかない。例えば、防災については自衛隊出身の方がリーダーとなっている自治会は、その方のリードのもと推進できているという事例がある。今は、その様なスタイルでないと推進するのは難しいし、町内会役員のパワーだけでは推進は難しい。】

 この会話を受け、仲間の皆さんと話し合う場を設けた。

『地域包括ケアシステム&地域共生社会』をこの志免町で創り出す為にいろんな方がいろんなやり方でいろんな活動を行ってきた。それは、住民主体で!という掛け声のもとであった。しかしコロナが5類になり解禁された地域活動を再開するなか、コロナにより町内会パワーに限界が来ているくらいのダメージを受けているように感じる。

 ここは、町内会長さんが言うように、各専門職が住民の方々のことを想い、組織の枠を飛び出して連携協働し、この志免町の未来の為に一肌脱ぐ覚悟をする時がきたと思う。

ここに多職種連携のコアチームを創り、そのネットワーク構築を目指し、志免町で生涯暮らせる地域づくりを行う志を立てて活動をしようではありませんか!

 そういう話をした。各論での合意はないが、その趣旨には全員が賛成したと想う。

100年に1度の大仕事。時代の大転換期。

みんなで力を合わせて協働をしないとコトは動かない。

みんな厳しい状況の中にいる。しかしこのまま指をくわえていてはそれがもっと酷くなる。

いつか誰かが走り出さねばコトは動かない。

 ほっとけない! その想いでスタートさせようと決めた。

今でしょう!(事務局 鷹尾)