防災eatプロジェクト 第3回目の講座が4月23日に開催されます!

 2022年度に助成決定をさせて頂いた「防災eatプロジェクト」。昨夕、代表の江副貴子さんとミーティングを行いました。

 今回は、災害等で断水をした場合にどうやって食を取り、栄養を確保していくか?を実習で学ぶほか、東日本大震災を当時現地で体験されたHさんのお話があります。昨日、そのお話を伺う中で、断水した場合の衛生面の問題は深刻だと思いました。

 東日本大震災の時、水道管の復旧に約1ヶ月。下水処理の時間に約3ヶ月ほどかかったようです。その間、身体の清潔や糞尿の処理等、どの様にしていたのか?話を伺いますと、阪神淡路大震災の時など下水道のマンホールのところに直接糞尿をしていたと伺いました。昔のぼっとん便所のような感じです。原始的なスタイルになるということか..

 こういう話を学生さんと大人の皆さんが一緒に聴きながら、いざという時、どうするか?を真剣に考え対策を講じる。そのことが大事ですよ!と何度も教えて頂きました。

 江副代表とHさんは、講座の最後にポイントとして「日頃から隣近所の方々とのコミュニケーションをしっかり行っていること。そして、即・感・動をする人になること」を話されるそうです。とても大事なポイントだと思います。

 こういった生きる上での智恵をしっかりキャッチし、次に活かし、次世代に伝えていく事はとても大切。その役割がこの講座を通じて果たせ、人的智恵の輪ネットワークとして繋がって活かしたい!と強く想っています。(事務局 鷹尾)

※写真は、2回目の講座後に行った実習の模様です。