助成委員会 開催のご報告

 今日は、令和5年2月7日(火)に開催をしました「助成委員会」の開催報告を致します。

 法人には、互助活動助成事業・互助活動コーディネート事業を担当する「助成委員会」。互助活動広報啓発事業を担当する「広報委員会」。それら両委員会で話し合った事項を報告したり、協議決議する全体の場「合同委員会」があります。

 助成委員会は、宮本副理事長主管の委員会で、下稲葉事務局長・吉村ITアドバイザー・鷹尾の4名で開催し、時に関係者が加わり会議を行います。(zoomも含め)

 会議の時間は原則1時間。事務局でレジメを用意し、それを基に打ち合わせを始めていきます。

 2月7日は、ポイントを絞り、2023年度の活動骨子案を協議しました。

 2022年度の当初目標と現状、当初の社会分析と現状の社会分岐や傾向を比較しながら2023年度、どんな成果を出したいか? どんな社会的インパクトをもたらしたいか?について話し合います。

 2022年度当初の目標は、助成件数5件。助成金額150万円。2/7時点では、助成件数1件。助成金額8万円。当初目標との開きがあります。なぜこの開きがあるのか?ここをみんなでクールに分析を行います。

 一方、助成に関する相談は、2023年に入り正式に2件頂いています。またコーディネート相談については、4件頂いている状況です。2023年に入り、様相が変わってきている感がしています。

 それらを分析した結果、2023年度の活動を支えるキーワードとして3つを挙げました。

1.多世代が強調・協働する活動

2.活動を生み出す上で必要な素材の提供

3.ネットワークとコーディネート力

 その上で、以下の活動骨子案を合同委員会にあげ、皆さんで検討に入ります。

1. 小学校区に1つの『多機能型子ども食堂』を開設するためのサポート。

2. 志免町内での活動を支えるボランティアの創造及びボランティアプラットホームつくりに関係各所と協働して着手。

3. 運営過程が視えるようにする(社会的インパクト評価の手法ができる様に、訓練をしながら試行錯誤していく)

4. 活動に関われるための講座・講習の創造を関係各所と協働しておこなう。

 多岐に渡りるように見えますが、実は1つのことに集中して行っていけば、この4項目が全部できる事になっています。それが視えるように各項目にウエイトを記載し、共通認識を持ちながら前に進めていきます。

 皆さま、今後とも、NPO法人志免地域支え合い互助基金の活動支援を宜しくお願い致します。(事務局 鷹尾)